床(フローリング)
床材の特性
さくらホームグループ(AXS デザイン)建築の新築住宅では、LDKや居室の床材は木質のフロアーを使用しています。
木材を使用しているため、木の反りや乾燥による収縮が起こる場合があります。
また、以下のような症状がでる場合があります。
・床の汚れ
・床鳴り
・シミ、変色
これらは木の素材ならではの特長としてご理解の上、その味わい深い魅力をお楽しみください。
フローリングのお手入れ
さくらホームグループ(AXS デザイン)建築の新築住宅では、ワックス不要の床材を使用しています。日常のお手入れは乾いたぞうきんでカラ拭きしてください。
汚れが付いたときは水を固く絞ったぞうきんや、住宅用洗剤(中性洗剤)を含ませたぞうきんで汚れを拭きとってください。
水拭きはしないでください。
木材ですので表面にシミ、ヒビ割れが生じることがあります。
また、スチームモップやウェットタイプの化学ぞうきんを使用することもフローリング材の変色の恐れがありますので、使用しないでください。
床鳴り
床鳴りには、数種類の原因があります。
木の伸縮によりフロアーの継ぎ目部分がすれて音が発生する場合
ある程度はやむを得ませんが、商品の性能、使用上特に問題ありません。
水をこぼして長時間放置した場合
水気の多いお手入れをされた場合
正しいお手入れ方法をおすすめします。
建物自体の伸縮により床鳴りが発生する場合
1年点検で検査しますので、ご安心ください。シミ・変色への配慮
キッチン
キッチンなど常時水が飛び散る恐れのある場所では、水濡れ防止のためにマット等を敷いて表面を保護してください。
長時間濡れたまま放置するとシミ・変色の原因となります。
直射日光
窓際など直射日光が長時間当たりやすい場所は、カーテンやブラインドで直射日光をできるだけ遮るようにしてください。
床(クッションフロア)
クッションフロアの特性
クッションフロアは塩ビ系の床材で、塩化ビニル樹脂を主成分とする機能性の高い床材です。さくらホームグループ(AXS デザイン)建築の新築住宅では、洗面脱衣室、トイレに使用しております。
クッションフロアの構造上、歩行感がソフトで遮音性、断熱性にすぐれています。
また、表面がビニールなので
・耐水性が抜群
・油汚れに強い
・メンテナンスが容易
・表面の凹凸により滑りにくい
という特性があります。
お手入れがしやすいのも特徴の1つです。
クッションフロアのお手入れ
クッションフロアのお手入れは簡単です。
ホコリやチリなどは掃除機で取り除いてください。
その後、固く絞ったぞうきんで拭いてください。
ダニ対策としては、1日1回のぞうきん掛けが効果的です。
表面に傷が付きやすい為、強く擦らないようにお願い致します。
※酸性・アルカリ性の台所用洗剤や化学ぞうきんでのお手入れはしないでください。変退色する可能性があります。
※市販されている樹脂ワックスを塗ると、材質の保護と美観を保つことができます。その際には、必ず汚れをきれいに落としてから塗るようにしましょう。
クッションフロアの変色
マット類の滑り止めゴムがクッションフロアに接触すると、ゴムに含まれる成分に汚染されることがあります。
汚染され黒く変色してしまったらその部分を削るか、張り替えをするしかありませんので、そうなる前に、下記のように使用してください。
できるだけゴムの使用を避ける
長時間にわたってマットを置きっぱなしにしない
ポリエステル樹脂フィルムで表面を保護
また、家具などの足による局部荷重によって凹み跡が残る場合がありますので、場所を変えて使用するなどの対応をおすすめします。
クッションフロアは耐水性に優れていますが、その反面、火に弱いという欠点があります。温風ヒーターなどは使用しないようにしてください。
また、長時間直射日光が当たる場所では変退色する可能性があります。カーテンやブラインドなどで日よけをするようにしてください。
壁紙(クロス)
クロスのお手入れ方法
ほこりには掃除機やハタキを使ってください。水拭きをするとほこりがクロスにくっつき、その後乾いても取れにくくなります。
ベンジンやシンナーを使うとクロスが変色する恐れがありますので、使用しないでください。
手アカなどの汚れには、中性洗剤を薄めた液で濡らしたぞうきんでふき取った後、水拭きしてください。
クロスの補修方法
クロスの保証期間が経過した後は、お客様ご自身にて補修いただくことになります。方法は簡単ですので、ぜひ一度お試しください。
ここでは、コーキング材(ボンドみたいなものです)を使用した補修方法をご紹介します。
①先端を斜めに切り落とす。
先端は3mmを目安に、太くならないようにしてください。
②補修箇所に塗布する。
力を入れると液が大量に出ます。ご注意ください。
はみ出た場合は固く絞った濡れぞうきんで拭き取ってください。
③隙間がないか確認する。
周りにマスキングテープを貼ってから補修すると、きれいに仕上がります。
※症状がひどく気になる場合はお問合せください。
クロスの隙間・ひび割れ
特に天井と壁の間、壁の隅、クロスのつなぎ目に出やすい症状です。建物新築直後は家を構成している木自体の伸縮活動が活発なため、よく見られます。
1年点検で検査・補修しますので、ご安心ください。
※症状がひどく気になる場合はお問合せください。
※写真や画像は一例です。お客様の住宅とは仕様などが異なる場合がありますので、ご了承ください。