結露・カビを予防する

結露とは?

冷たい飲み物を入れたコップの外側に水滴が付いたり、冬場に窓ガラスが曇るのが結露です。
結露には、このような表面結露と、建物の壁や床などの外から見えない内部にできる内部結露があります。

結露の原因
結露は部屋の内外の温度差が大きく、空気中の水分が多いときに発生します。
結露の発生は、周囲の環境、立地条件、住まい方などによって大きな影響を受けます。
浴室で発生する多量の水蒸気や洗濯物の室内干し、サッシ近くのカーテンも結露の原因になります。
結露が起きるとカビの発生や建物の傷みにつながり、健康を害する場合もあります。

結露・カビを予防するために

定期的に窓を開けたり換気扇を回して常に空気を循環させましょう。

換気框(かんきがまち)がついているサッシは、換気框から外気を取り入れ、換気扇から室内の汚れた空気を排出しています。換気框を閉めていると充分な換気ができませんので、常に開けた状態にしてください。

換気框
ツマミをスライドさせるとスリットが開閉し換気ができます

結露予防ワンポイントアドバイス

押入れやクローゼットの床と壁にすのこを敷くと、空気が循環します。

特に湿気が気になる場所には、除湿機や除湿材をご活用ください。

家具は壁から10cmほど離して置くと、空気がこもりにくくなります。

24時間換気システム

各階の24時間換気システムは、旅行などで長期間留守にする時にも止めないでください。

換気ファンの働きで、吸込グリルから室内の汚れた空気を吸込み屋外へ排気します。

さくらホームグループ(AXS デザイン)建築の新築住宅では、廊下やサニタリーゾーンの天井裏など、居室から離れた場所に設置するので運転音がより気になりません。24時間運転した場合の電気代は強では1台当たり約200円/月、弱では1台当たり約120円/月です。
※年1ヶ月平均=30日、1kWhあたり平均22円として計算した場合))

換気扇は3ヶ月に1度お手入れしてください。お手入れ方法は取扱説明書をご確認ください。

24時間換気システム(天井埋込形換気扇本体)

24時間換気システム(スイッチ)

カビの発生

カビは湿気を好みます。エアコン等で除湿するか、風通しを良くして湿気を取りましょう。

ガラスやサッシについた結露水も、カビの発生につながるので、こまめに拭き取ってください。

石油ストーブなどの燃焼器具を使用する場合は、燃焼にともない水蒸気が発生します。これも結露やカビの原因になりますので、十分な換気を心掛けてください。カビが発生してしまったら、カビ取り剤などでカビを取り除いてください。

※写真や画像は一例です。お客様の住宅とは仕様などが異なる場合がありますので、ご了承ください。

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